ffmpeg を用意する(subversion のインストール)

箱を開けてワクワク

まず最初に ffmpeg を用意しよう。この ffmpegdebian で apt-get install すればインストールできるので、とりあえずインストールしてみる。

paraches@debian:~$ sudo apt-get install ffmpeg
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  ffmpeg
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
4208kB 中 0B のアーカイブを取得する必要があります。
展開後に追加で 7582kB のディスク容量が消費されます。
未選択パッケージ ffmpeg を選択しています。
(データベースを読み込んでいます... 現在 112761 個のファイルとディレクトリがイン ストールされています。)
(.../ffmpeg_0.cvs20050313-2sarge1_powerpc.deb から) ffmpeg を展開しています...
ffmpeg (0.cvs20050313-2sarge1) を設定しています ...
paraches@debian:~$ 

で、この ffmpeg をそのまま起動してみると基本以外にどんなコーデックに対応しているか(どんなライブラリが組み込まれているか?)わかる。

paraches@debian:~$ ffmpeg
ffmpeg version 0.4.9-pre1, build 4747, Copyright (c) 2000-2004 Fabrice Bellard
  configuration:  --build powerpc-linux --cc=gcc-3.4 --enable-gpl --enable-pp --enable-zlib --enable-vorbis --enable-a52 --enable-dts --disable-debug --prefix=/usr
  built on Mar  8 2006 22:12:36, gcc: 3.4.4 20050314 (prerelease) (Debian 3.4.3-13)
usage: ffmpeg [[infile options] -i infile]... {[outfile options] outfile}...
Hyper fast Audio and Video encoder
<長いので省略>

入っているのは vorbis, a52, dts らしい。これだと iPod 用に変換できないのでそのままでは使えない。かと言ってこれをどうこうして iPod 用に変換する方法も良くわからない。外部ライブラリを使って変換するなんてオプションとかもあるかもしれないけど、せっかくだから新しく make しよう。make するのにソースが必要。apt-get でインストールできるってことは debian でそのまま make できるソースが用意されているんだろうけど、せっかくなので ffmpeg総本山?からソースを持ってきて make することにした。
ffmpeg総本山mplayer総本山。というか mplayer の1パーツが ffmpegってことで良いのかな。ググって見つかる ffmpeg 関連のページは大抵ここからダウンロードしているのだけど、ちょっと古いのか cvs でダウンロードしてる。けど、今は cvs を止めて subversion になったようだ。(cvs は何かしら色々あったような記述が…。ま、時代は subversion なんだろうということで。)

さて、subversion でソースを持ってくるには subversiondebian マシンに入れないといけない。これは apt-get で簡単にインストール可能。

paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$ sudo apt-get install subversion
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
  db4.2-util libneon24 libsvn0
提案パッケージ:
  subversion-tools
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  db4.2-util libneon24 libsvn0 subversion
アップグレード: 0 個、新規インストール: 4 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
1634kB のアーカイブを取得する必要があります。
<長いので省略>
subversion (1.1.4-2) を設定しています ...

paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$

提案されてるパッケージも一緒に入れておきましょう。

paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$ sudo apt-get install subversion-tools
パッケージリストを読みこんでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
  python2.3-subversion
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  python2.3-subversion subversion-tools
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
1378kB のアーカイブを取得する必要があります。
<長いので省略>
subversion-tools (1.1.4-2) を設定しています ...
paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$

subversion がインストールできたら後はソースをダウンロードしてくるだけ。ダウンロードする時に用意されている最新のソースをゲットすることができる。

paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$ svn checkout svn://svn.mplayerhq.hu/ffmpeg/trunk ffmpeg
A  ffmpeg/vobsub.c
A  ffmpeg/debian
A  ffmpeg/debian/control
<長いので省略>
リビジョン 21590 をチェックアウトしました。
paraches@debian:~/myTest/ffmpeg$ 

わざわざ ffmpeg というディレクトリを用意してそこでダウンロード開始したのだけど、落ちてきたソースはちゃんと ffmpeg というディレクトリに入っていた。subversion 使ったの初めてだから…