WireShark を使うための MacOS の方法

MacOS X 用をダウンロードすると、dmg ファイルが自動的にマウントされて WireShark をアプリケーションフォルダにコピーすれば良いだけに思えるけど…そのままじゃ駄目。こんな感じでインタフェースメニューに何も見当たらない。(一番最初の起動時には、Font の準備で結構時間がかかるよ!というダイアログが出るけど、それとこれは別の話)
仕方がないのでダウンロード時に自動的にマウントされたフォルダにある Read me first.rtf を読むと…なんとこのファイルは内容が何もなし!ファイルサイズ 0kb だよ!

仕方がないので次に Utilities を覗いてみる。Startup と Command Line というフォルダがある。Command Line の方は文字通り Command Line で使うコマンド群なんだろう。Startup の方を見るとここにも README.macosx を発見! 早速読んでみると、起動してもインタフェースが見つからない原因がわかった。/dev/bpf* のパーミションが root のみ読み書きになっているのが原因らしい。この辺り MacOS X はちょっと”今の” FreeBSD と違うんだと。というわけで、この Startup フォルダにある ChmodBPF と StartupParameters.plist を使って、MacOS X 起動時に /dev/bpf* のパーミションを管理者グループでも読み書きできるようにするのが方法。