mt-daapd が Firefly に変わったから?

今まで通りに mt-daapdiTunes の共有音楽サーバとしてインストールした。Debian Etch では特に面倒な事なしで

paraches@debian:~$ sudo apt-get install mt-daapd

すればインストールが可能。こりゃ楽チン。で、早速起動してみると…あれ? 設定 Web の画面は Firefly になってるじゃん。Fireflystable release バージョンが mt-daapd 0.2.4.1 だからそれがインストールされてるんだろうけど、設定 web 画面はもう Fireflyってことなのね。
で、アートワークの絵を表示するのに /etc/mt-daapd.conf をちょこっと修正

art_filename = _folderOpenImage.jpg

コメントアウトされていたのから # を取った。これで、アルバムのフォルダに _folderOpenImage.jpg というファイルがあればそれをアートワークとして表示してくれる。既に半分以上のアルバムには _folderOpenImage.jpg というファイル名でアートワークの画像が入ってるので、大抵の曲はちゃんとジャケット画像が表示される状態。

ここまでは何の問題もなかった。で、なんとな〜く音楽を聞きながらあれこれしていたら…なんだかやたらと曲が短い。あれ?っと思って iTunes の画面を見ると時間の欄が1分前後なってる! で、フェードインしてフェードアウトしちゃってるよ! iTunes の設定ではフェードインもフェードアウト(クロスフェード再生?)もしないようになってるのに。なんで?と思って何曲か聞いてみると、どうも普通に聴ける曲と短くなる曲があるらしい。短い曲も、最初は時間の欄は正常な値になっているのに、その曲が選択されて曲が始まると同時に時間が短く表示される。で、実際に曲もその時間で終了しちゃう。う〜ん、mt-daapd にそんな設定あったか???
そんなわけで、どうも短くなる曲には以下の共通点があるみたい。

  • 自分の CD からライブラリに読み込んだ(iTunesMusicStore で購入したものでない)
  • _folderOpenImage.jpg ファイルがある
  • iTunes の「アルバムアートワークを入手」でアートワークを入手した

だからどうなの?って感じなのだけど、とりあえずはこんな状況。さてどうしたものか???

というわけであれこれ悩んだ結果、この現象は /etc/mt-daapd.conf で修正した部分を元に戻したら治った!!!

#art_filename = _folderOpenImage.jpg

う〜ん、前のサーバの時は特に問題なく動いていた気がするんだけどな〜。
でも、これじゃアートワークが表示されないじゃん!と思っていたのだけど、どうやら曲データにアートワークが埋め込まれているとちゃんとアートワークも表示してくれるみたいだ。実はアートワークのある曲の殆どは _folderOpenImage.jpg だけでなく曲にも埋め込んである。だから /etc/mt-daapd.conf でアートワークのファイル名を指定しなくても埋め込んであるデータが表示される。

結局は曲にデータを埋め込めば良いので今のところは問題ないのだけど、一体なんでこんな状態になったんだろう?アートワークのデータが埋め込まれていると何かまずいのかな? でも、自分で貼付けた場合は大丈夫で iTunes に入手してもらったのは駄目ってのもな〜。埋め込むか .itc を用意するかの違い? ま、今のところはちゃんとアートワークも見られて曲も正しく聴けるから良しとしよう。

他にも iTunesLeopardnetatalk で困った事になっているのだけど、それはもう少し調べてみてからメモしよう。