CorePlot を armv7s 込みでビルドしてみる

CorePlot は現在バージョン 1.0 で、下記ページからダウンロードできる。

ダウンロードした CorePlot_1.0.zip を展開すると CorePlot_1.0 フォルダができるので、Source->framework と開いていくと CorePlot-CocoaTouch.xcode プロジェクトファイルが見つかる。


CorePlot-CocoaTouch.xcode を見つけたらダブルクリックして Xcode 4.5 を起動、そのまま command+B でビルドすると…。
エラー!

clang: error: -Z-reserved-lib-stdc++: 'linker' input unused when '-c' is present
Command /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Toolchains/XcodeDefault.xctoolchain/usr/bin/clang failed with exit code 1

あ〜このエラーなんか前にも似たようなのを見たことある!


というわけで「Build Options」の「Compiler for C/C++/Objective-C」で選択されているのを「Apple LLVM compiler 4.1」から「LLVM GCC 4.2」へ変更。


これで再度ビルドしてみると…
無事、ビルド終了。


出来上がったライブラリファイルは Source->build にできてる。

選択している scheme によって build 以下のフォルダ名が変わるけど、たぶん何も変更せずにビルドしたなら Debug-iphoneos か Debug-iphonesimulator フォルダに libCorePlot-CocoaTouch.a ができているはず。
上の絵は、scheme で Release になるようにして、iOS Device を選択してビルドしたときのキャプチャ。