EclipseでMercurialとBitbucketを使ってみる
最近 android のコードを eclipse で書き始めたのだけど、自分が eclipse の使い方を良くわかっていないのかいつの間にか意味不明のエラーが出てコードが動かなくなることがある。
新しくプロジェクトを作り直してコードをコピペすると動くんだけど、これは一体何をしでかしちゃっていんだろう?
というわけで、動かなくなった時に一々コピペで作り直すのはなんなんで、Mercurial で管理して Bitbucket に置いておくことにした。
Mercurial と Bitbucket については、iPhone のアプリ作ってる時に Mac Hg で使っていたのだけど、eclipse だと便利なプラグインがあるらしいのでそれを使ってみたメモ。
ちなみに、今までの Mercurial と Bitbucket のメモはこちら。
Mac OS X Lion に最新の Mercurial をインストールする
まずは Mac OS X Lion に最新の Mercurial をインストールするところから。
Mercurialの本家から今だと v2.2.1 がダウンロードできる。
ダウンロードしたら Mercurial-2.2.1-py2.7-macosx10.7.zip をダブルクリックして展開。
フォルダの中の mercurial-2.2.1+20120504-py2.7-macosx10.7.mpkg をダブルクリックしてインストーラを起動する。
後はインストーラの手順に従えば OK。
ターミナルで確認するとこんな感じ。
paraches-no-Mac:~ paraches$ hg Mercurial - 分散構成管理ツール 基本コマンド: add 指定ファイルの追加登録予約 annotate ファイル行毎のリビジョン情報表示 clone 既存リポジトリの複製 commit 指定ファイルないし全ての変更内容のリポジトリへの記録 diff 作業領域全体(ないし指定ファイル)の差分抽出 export 1つ以上のリビジョンに対するヘッダおよび変更内容の出力 forget 次回コミットにおける指定ファイルの登録除外 init 指定されたディレクトリでの新規リポジトリの作成 log リポジトリ全体ないしファイルの変更履歴の表示 merge 作業領域の内容と他のリビジョンのマージ phase 現行フェーズ状態の改変ないし表示 pull 指定リポジトリからの変更履歴の取り込み push 指定リポジトリへの変更履歴の反映 remove 次回コミットにおける指定ファイルの登録除外 serve 独立したウェブサーバの実行開始 status 作業領域のファイル操作状況の表示 summary 作業領域状態の概要表示 update 作業領域の内容更新(ないしリビジョンの切り替え) 全コマンドの一覧は "hg help" で、 コマンド詳細は "hg -v" で表示されます paraches-no-Mac:~ paraches$
eclipseにMercurialのプラグインをインストール
基本的に手順は下記のサイトのままです。
手順は以下の通り。
1. [Help]メニューの[Install New Software...」を選択
2. Available Software 画面の [Work with:]に URL を入力して [Add...]をクリック
入力する URL は http://cbes.javaforge.com/update
3. Add Repository 画面の [Name]に適当に名前を入力して [OK]をクリック
とりあえず「eclipse mercurial plugin」としておきました。
4. 少し待つと [Mercurial Eclipse]が表示されるので展開して[MercurialEclipse]をチェックして [Next>]をクリック
5. Install Details 画面で [Next>]をクリック
6. Review Licenses 画面で [I accept the terms of the license agreement]をチェックして [Finish]をクリック
7. インストール途中で表示されるダイアログには [OK]をクリック
8. [Restart Now]をクリックして eclipse を再起動する
以上でインストールは終了です。
Bitbucketからプロジェクトをcloneしてみる
ここでは Bitbucket に既にあるプロジェクトを clone する手順をメモしておきます。
1. eclipseの Project Explorerで右クリックして [New]->[Other...]を選択
2. 表示された [Select a Wizard]画面で [Mercurial]->[Clone Existing Mercurial Repository]を選択して [Next>]をクリック
3. Clone repository 画面で [URL]と [Username]と [Password]を入力して [Next>]をクリック
[URL]はクローンしたいリポジトリの URLを入力。
これは Bitbucketのリポジトリのページの [Overview]に「Clone this repository」という部分があるので、そこで [HTTPS]を選択するとその下にアドレスが表示される。
[Username]と [Password]はプライベートなリポジトリの場合は入力する。
4. Select working directory revision で必要なリビジョンを選んで [Next>]をクリック
5. Import Projects 画面でクローンしたいプロジェクトにチェックが付いているのを確認したら [Finish]をクリック