Nitrous.IOで Djangoを触ってみて WebIDE便利過ぎると思った!
さっき(たぶん)Twitterで見かけて触ってみた Nitrous.IOというサイト。
PaaSって言うの? Herokuみたいなサービスで Ruby/Rails, Python/Django, Go, Node.JS が使える。
で、面白いのは WebIDE が付いていて、Web上でコマンド入力からファイルの編集、登録した友人とのチャットまで可能。
とりあえず Djangoのチュートリアルをデータベース作成する所までやってみたのでメモ。
Nitrous.IOのアカウント作成と「Getting Started」
まずは Nitrous.IOで Sing Up。
これはユーザ名、メールアドレス、パスワードを入力して「Sign UP for Free」をクリックすれば OK。
後はメールアドレスに確認メールが届くので、リンクをクリックすればユーザ登録完了。
表示される「Getting Started on Nitrous.IO」を一通り読めば大体のことはわかる。
以下、適当な直訳。
- Boxというのが仮想マシン?になるらしい
- Boxはどの言語とフレームワークの組み合わせでも、幾つでも作成可能
- Boxは 2GBメモリ、10GBストレージまで拡張可能
- Boxでコードを編集するには WebIDE および SSH経由で VIMもしくは Emacsを使うことができる
- Boxには友人を招待して一緒に開発をすることがブラウザ上で可能
- Boxは 2GBメモリ、10GBストレージまでのものを無制限に作成可能
- Boxのリーソスを増やすにはアカウントに N2Oが必要
- 基本的な Boxを作成するのに必要な N2Oはアカウント作成時に無料で提供
- N2Oは友人を招待して共同作業を行う、GithubもしくはGoogleアカウントへ接続すると増やすことができる
で、この「Getting Started on Nitrous.IO」が終わると、自分のアカウントの Box一覧ページになる。
もちろん最初はなにも表示されない。
N2Oを増やしてみる
「友人を招待して共同作業を行う」、「Githubへ接続」、「Googleアカウントへ接続」することで N2Oを増やすことができるらしいので、取り敢えず「Githubへ接続」を行ってみた。
まずは画面の中央一番上にある N2O使用状況(?)をクリック
「Earn More N2O」画面で「Connect GitHub」をクリック
ブラウザで「GitHub」の「Sign in」画面が表示されるので Sign in する。
「Authorize Nitrous.IO?」画面で「Authorize app」をクリック
Nitrous.IO の画面に戻ってくるけど「Account Settings」画面になるので必要であれば情報を修正して「Update User」をクリック
以上で N2Oが 155から 160に増えました!
「Earn More N2O」画面でも「Connect GitHub」はグレーになっています。
同様に「Connect Google」、「Connect LinkedIn」でも N2Oを 5増やせるし、「Invite Friends & Colleagues」で 10増やせるので、今のところ N2Oは Total 180まで増やせそうです。
Boxを作成して djangoのチュートリアルをやってみる
まずは「Boxes」画面を開いて「New Box」をクリック
「New Box」画面で「django」を選択して「Name」に適当な名前(今回は pDjango)、Regionに「East Asia」を選択して「Create Box」をクリック
「Provisioning.」画面で1分程待つ
作成が終わるとWebIDE が表示されます
この状態で既に Python/Djangoがインストールされたマシンが用意されました!
念のために「Boxes」画面を見てみると、ちゃんと pdjangoが表示されていて、Box名をクリックすると詳細が表示されます。
まずは Python/Djangoのバージョンの確認をしてみます。
これは WebIDE の下部にある「Console」でコマンドを入力して行えます。
というわけで、Python 2.7.3 と Django 1.5.1 が入ってました。
ここで workspaceフォルダに移動して、そこから Djangoのチュートリアルを始めます。
まずはプロジェクトの作成。
action@pdjango-9173:~$ cd workspace/ action@pdjango-9173:~/workspace$ django-admin.py startproject mysite action@pdjango-9173:~/workspace$ ls mysite action@pdjango-9173:~/workspace$ action@pdjango-9173:~/workspace$ ls mysite/ manage.py mysite action@pdjango-9173:~/workspace$ action@pdjango-9173:~/workspace$ ls mysite/mysite/ __init__.py settings.py urls.py wsgi.py action@pdjango-9173:~/workspace$
で、この時点で WebIDEはこんな感じ。
IDEなので画面左のエクスプローラ部分にちゃんとファイル一覧が表示されてます。
更にファイルをクリックすればその内容も編集ができます。
あ〜こりゃ便利だ〜。
というわけで、次は開発用サーバを起動して確認。
action@pdjango-9173:~/workspace/mysite$ python manage.py runserver Validating models... 0 errors found June 26, 2013 - 23:31:59 Django version 1.5.1, using settings 'mysite.settings' Development server is running at http://127.0.0.1:8000/ Quit the server with CONTROL-C.
さっそく WebIDE の Previewメニューからポート 8000に接続しようとしたら…。
あ、ポートに 8000がない!
ま、ちゃんとそんなことはお見通しというわけで、ここに情報が用意されていました。
python manage.py runserver 0.0.0.0:3000
で良いみたい。
action@pdjango-9173:~/workspace/mysite$ python manage.py runserver 0.0.0.0:3000 Validating models... 0 errors found June 26, 2013 - 23:34:37 Django version 1.5.1, using settings 'mysite.settings' Development server is running at http://0.0.0.0:3000/ Quit the server with CONTROL-C.
で、WebIDEの Previewメニューから Port 3000を選んで…。
ちゃんと開発用サーバにアクセスできました!
次はデータベースの設定。
settings.py を WebIDE 上で編集。
とりあえずなので、今回は sqlite3 を選択。
syncdb してみると…。
action@pdjango-9173:~/workspace/mysite$ python manage.py syncdb Creating tables ... Creating table auth_permission Creating table auth_group_permissions Creating table auth_group Creating table auth_user_groups Creating table auth_user_user_permissions Creating table auth_user Creating table django_content_type Creating table django_session Creating table django_site You just installed Django's auth system, which means you don't have any superusers defined. Would you like to create one now? (yes/no): yes Username (leave blank to use 'action'): Email address: Password: Password (again): Superuser created successfully. Installing custom SQL ... Installing indexes ... Installed 0 object(s) from 0 fixture(s) action@pdjango-9173:~/workspace/mysite$
問題なし!
というわけで、今日はここまで。
とにかく WebIDEってとっても便利で楽チンだ〜 !
とは言え、PyCharmをしっかり設定して使うのも楽チンだけどね。