0.9.4 から 0.9.5 への変更点

詳しい内容は本家を参照してもらって、ここでは気になった部分を。

  • Blue-ray サポート

やっぱり大きな変更点は Blu-rayディスクがサポートされたことかな。とわ言っても、自分の Mac には Blu-rayドライブ付いてないからあんまり意味ないけど。でも時代は Blue-ray だし?やっぱり今後は需要が出てくるのかな。
機能としては他にも SSAの字幕サポートや AC3 サポートとかもあるけど、この辺は使わないだろうから…。

  • x264 Advanced の UI が変更された

GUI にも変更があって、いつもお世話になっている x264 の Advanced 設定パネルが新しくなってる。
これが 0.9.4 で

こっちが 0.9.5

設定項目が増えたり、スライダの数が増えたりしてるけど、自分では今まで使ってなかった機能なので便利なのかどうかはわからない…。

  • VLC 探してくれる

あ、あと、Mac で使ってる場合は VLC をシステムとユーザ両方のアプリケーションフォルダから自動的に探し出してくれる。見つからない場合はアラートが出るけど、無くても普通のエンコーディングはできる。

Handbrake が 64bit 版の時は VLC も 64bit じゃないと駄目。

今回のアップデートで一番嬉しいのは、今までプリセットの無かった iPhone 4/iPad のプリセットが用意されてる。ただ、Decomb も Deinterlace もデフォルトでは Off なので、櫛ノイズ?が気になる場合はどちらかを Off から Default に変更しておくと良いと思う。

一方、PS3PSP のデフォルト設定は相変わらず入ってない。PS3 は開発者が持っていないからデフォルト設定を入れられないってあるけど…。
そんなわけで PS3 用にエンコードしてみたけど、簡単にやるならプリセットの High Profile を使えば良いと思う。Decomb も Default になっているので、櫛ノイズ?は消えてくれるはず。後はお好みでビットレートを上げてみたりしても良いかもしれない。


PSP は困った事に…。
Handbrake 0.9.4 ではプリセットの Normal でスクリーンの縦を 272 にすれば大丈夫だったけど、0.9.5 では同じ事をしてもビデオ再生時に「再生できません。」と表示されて再生できない。

う〜ん、これは何が悪さしてるのかな? 誰か設定方法を知っている方、教えてください!
(2011/01/07)PSP 用の設定が見つかりました。ここに詳細を書いたので参照してください。

PowerPC のバイナリ提供が終了

最後に一つ残念なお知らせが!
このバージョンから PowerPC 用のバイナリは提供されなくなってしまった。Snow Leopard でも PowerPC はサポートされていないし、いよいよ PowerPC もレガシーとして消えていくのかな〜。我が家の PowerMac G5 も最近調子悪いし…。