クリーンインストールしたMavericksでEclipseを使えるようにした

OS X Mavericks がリリースされたわけだけど、仕事で使うマシンの OS やアプリの環境はなるべく変えたくない。けど、今のマシンの OS は 10.7.5 Lionだし、Xcode 5 は Lion で動かないし、しかたがないのでメインマシンの OS を Mavericks にすることにした。


ただ、今使っている Lion はあれやこれやシステムをいぢりまくっているし、最近 Spotlight がしょっちゅう索引を再作成始めちゃうしでそのままアップデートするのはなんとも心許ない。
というわけで、今回は OS X Mavericksクリーンインストールすることにした。これなら万が一の場合に古い環境で仕事できるし!


で、まずはクリーンインストールした OS X MavericksEclipse を使えるようにしたのでメモ。

MavericksにJDK7をインストールしてもEclipseは動かないよ!

当たり前のことではあるけど、Mavericksクリーンインストールすると今までの OS 同様 java はインストールされていない。
ターミナルで確認するとこんな感じ。

Last login: Fri Oct 25 03:06:46 on ttys000
paraches-no-iMac:~ paraches$ java -version
No Java runtime present, requesting install.
paraches-no-iMac:~ paraches$ 

で、ダイアログが表示される。

JDKをインストールする必要があるって言うので「詳しい情報…」ボタンをクリックすると…。

Safariが起動して OracleJava SE Download のページに飛ばされる。


ここでうっかり Java SE Development Kit 7(JDK 7)なんてダウンロードしてインストールしてしまうと、この後で Eclipse をインストールした時に泣かされることになる。

EclipseJDK 6 が必要らしいよ!


万が一、JDK 7 をインストールしちゃった場合は下記のページの Uninstalling th JDK に従ってアンインストールすれば OK。

具体的には、自分の場合は Finder で command+shift+g で /Library/java を開いて、JavaVirtualMachines フォルダの中身 jdk1.7.0_45.jdk をゴミ箱へごっそり捨てただけ。

MavericksにJDK6をインストール

というわけで、MavericksJDK 6 をインストールするにはどうするのかグーグル先生に聞いてみた。

サクっと stackoverflow のページが見つかった!

Java for OS X 2013-005 をインストールすれば良いらしい。

というわけで、上記ページで「ダウンロード」ボタンをクリックして JavaForOSX2013-05.dmg をゲット。

dmg ファイルをダブルクリックしてマウントしたら JavaForOSX.pkg をダブルクリックしてインストールをすれば OK。

ちゃんと JDK 6 がインストールされました!

paraches-no-iMac:~ paraches$ java -version
java version "1.6.0_65"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_65-b14-462-11M4609)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.65-b04-462, mixed mode)
paraches-no-iMac:~ paraches$ 

MavericksにEclipseをインストール

java がインストールできれば後は特に問題はなし。
下記のページの手順で万事OK!

上記ページでは eclipse のバージョンが INDIGO だけど、昨日インストールしてみたら KEPLER になってた。


あ、Eclipse を起動しようとしたときに特に設定をしていないと「"Eclipse"は、開発元が未確認のため開けません。」というダイアログが出ちゃう。

この場合は「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」を開いて、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」を「すべてのアプリケーションを許可」にすれば OK。

グレーになってて変更できない場合は、左下の「変更するにはカギをクリック」をクリックしてパスワードを入れれば OK。