Xcode 4.5 でのローカライズ方法

Xcode 4.5 でアプリのローカライズをしようとしたら、今まで使っていた方法(下記)でできなかった…。

これ、いつから変わっていたの???


というわけで、Xcode 4.5 でアプリをローカライズする方法のメモ


[2013/02/26 update]
Storyboard を .strings 使ってローカライズする方法はこっち

Utilities の File Inspectorで各国語バージョンをプラスできない

Xcode 4 では Utilities エリア?の File Inspector に Localization があって、そこで「+」クリックして各国語バージョンを加えられたよね…?
Xcode 4.5 を見たら、Utilities エリア?の File Inspector->Localization には「+」ボタンの代わりに「Make Localized...」がある。

というわけで「Make Localized...」をクリックするとダイアログが表示される。

でも、ここには「English」しかないんだけど…。


とりあえず「English」を選択して「Localize」ボタンをクリックしてみたけど、結局は「English」なファイルしか作成されない…。

「Japanese」を加えるにはどうしたら良いの???

灯台下暗し!プロジェクトのInfoにあった!

というわけで、あちこち探してやっと見つけたのが「PROJECT」の「Info」タブ。
ここに「Localizations」があって各国語バージョンを加えることができる「+」ボタンを発見!


ここで「+」ボタンをクリックしてローカライズしたい言語を増やしていけば OK。
1.「+」をクリックしてメニューから「Japanese」を選択


2.既に「English」でローカライズファイルを作ったものが表示されるのでチェックして「Finish」


3.「Localizations」に「Japanese」が増えてる!

ここで増やした言語は .xib ファイルの「Localization」にリストされる。


後は、ローカライズしたい .xib ファイルで言語にチェックを付ければ、その言語用の .xib ファイルができあがる。
1.xib ファイルの「Localization」で「Make Localized...」をクリックすると上記手順で増やした言語が表示される


2.増やしたい言語をチェックする


3.チェックした言語用の xib ファイルが増えている!


また、ローカライズした文字列を入れておく infoPlist.strings もちゃんと「Info」タブで設定した分だけできている。


一生懸命 Interface Builder のところばかり見ていると、なかなか気付かなくて正直困った…。